ボルシア・ドルトムントのU-21ドイツ代表FWユスファ・ムココに移籍の可能性が浮上しているようだ。ドイツ『ビルト』などが伝えている。
■多くの記録を塗り替えた神童
ドルトムントの下部組織でプレーしてきたムココ。
12歳でブンデスリーガU-17、14歳のときにはブンデスリーガU-19など飛び級のカテゴリーで得点を量産して注目を浴び続けた。
そして2020-21シーズン、16歳の誕生日を迎えた翌日、第8節ヘルタ・ベルリン戦にて最年少でブンデスリーガデビューを果たす。これで15年間破られていなかった最年少記録を更新し、さらに同シーズンの第12節ブレーメン戦では、史上最年少となる16歳25日でのブンデスリーガ先発出場を成し遂げた。
これだけでは終わらない。そのブレーメン戦の3日後に行われた、日本代表MF遠藤渓太が所属するウニオン・ベルリンとの試合では、なんと16歳28日でリーグ最年少得点記録を更新。さらにはUEFAチャンピオンズリーグの最年少出場記録も塗り替えるなど、昨季は「レコードブレイカー」として脚光を浴びた。