現代のサッカー界では世界を驚かせる若手が多い。将来有望な若手の活躍を楽しみにしているファンも多いだろう。一方で年齢を感じさせないベテラン選手の活躍も見られる。
今回は、世界を驚かす40歳以上の選手5名を選出し、「推定最高移籍金」と「現在の市場価値」のグラフとともに紹介する。※移籍金と市場価値はtransfermarktを参照。2022年1月13日更新時点。一ユーロ130円で計算。(1)は2名、(2)は3名。
■44歳でパルマと契約延長した元アズーリ守護神
「イタリア史上最高のGK」と言っても過言ではないのがジャンルイジ・ブッフォンだ。44歳ながらも、2022年2月28日にパルマと2024年6月30日まで契約を延長。元イタリア代表の守護神は、パルマを主将として牽引している。
2022年2月5日に行われた第21節のベネヴェント戦で相手を無失点に抑え、GKとして史上初となる通算500試合無失点の大記録を成し遂げた。記録にも記憶にも残るイタリア史上最高のGKは、まだまだ世界中を驚かせている。
パルマ下部組織出身であるブッフォンは、2001年7月に当時の史上最高額となる推定移籍金5288万ユーロ(約68億7440万円)でユベントスに移籍。数々のタイトルを獲得し、ユベントスでもレジェンドに。2018年にはパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍。その後、ユベントスへ戻ったのち、2021年6月にパルマへ復帰となった。史上最強GKはまだまだ記録を伸ばし、人々の記憶にも残り続けるだろう。