【鹿島・岩政大樹コーチ】脳震とうのDF関川を起用も「結果的には僕の判断が負けを招いた」の画像
厳しい表情で戦況を見つめる鹿島・岩政大樹コーチ 撮影:中地拓也
■【画像】川崎フロンターレー鹿島アントラーズの写真■

■2月26日/明治安田生命J1第2節  川崎フロンターレ 2-0 鹿島アントラーズ(カシマ)

 鹿島アントラーズにとって悔しいホーム開幕戦となってしまった。2万7000人が集まったカシマスタジアムで、後半にはボールを握ってチャンスを作ったがゴールを割ることはできず、完封負けを喫してしまった。

 開始1分50秒で先制ゴールを許す、苦しい展開だった。センターバックの関川郁万が自陣ゴール前で出したパスを川崎FW知念慶に奪われると、そのまま撃たれたシュートが得点に。この1点が、関川と鹿島に重くのしかかった。前半、鹿島は消極的なプレーに終始し、川崎はやりたい放題。11本のシュートを浴びながら、放ったシュートは1本。17分にセットプレーから追加点も許し、0-2で折り返したのがラッキーなほどの内容だった。

 後半から、監督代行の岩政大樹コーチは2人の選手を交代。関川郁万と土居聖真を下げて、三竿健斗と中村亮太朗を投入した、三竿は本来ボランチの選手だが、関川の代わりにセンターバックでプレーすることとなった。この修正はハマり、後半は鹿島が攻める展開に。それでも、岩政コーチは「後半、追い詰めるところまではいきましたけど、得点を奪うことはできませんでした」と振り返ったように、王者・川崎の強さと執念を崩すことができなかった。

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