【ラ・リーガ マジョルカvsバレンシア 2022年2月26日(日本時間22:00キックオフ)】
前節に負傷退場となったマジョルカのイニゴ・ルイス・デ・ガラレタは、左膝前十字靭帯断裂で今季絶望となってしまった。過去に両膝とも靭帯断裂を経験しているガラレタは、再建した靭帯を断裂してしまい、手術と長いリハビリを戦うことになる。
マジョルカの選手たちはガラレタを応援するTシャツを着て入場。スタンドではサポーターが同じ柄の幕を広げ、思いを一つにした。
ガラレタに勝利を届けたいマジョルカだったが、開始早々、4か月ぶりのプレーとなったバレンシアのセンターバック、ガブリエル・パウリスタにスーパーミドルで先制を許してしまい、追う立場として試合を進めることになった。
バレンシアの監督は、昨年ヘタフェを率いていたホセ・ボルダラス。昨年のヘタフェと同様にファウル覚悟でぶつかってくるバレンシアに対し、マジョルカはペースを掴みかけると止められる、という展開から先に進めない。
久保建英は、前半だけで11回中10回のデュエル勝利を記録。守備でも攻撃でも調子の良さを感じさせる勢いのあるプレーを見せたが、その分ファウルも受けることになった。