■注目選手はエース
気がかりなのはエースの調子だ。クリスティアーノ・ロナウドは今季公式戦３０試合に出場し１５得点こそ記録しているものの、２０２２年は２月１５日に行われたブライトン戦のゴールのみとなっている（２月２５日時点）。暴行疑惑のメイソン・グリーンウッドが出場できない今、エースの爆発に期待するしかない。
順当にいけば、アーロン・ワン＝ビサカ、ラファエル・ヴァラン、ハリー・マグワイア、ルーク・ショーが４バックに並ぶだろう。ただアトレティコ戦ではヴィクトル・リンデレフが右サイドバックで先発している。ラルフ・ラングニック監督がどのメンバーを選ぶかＤＦラインも注目だ。
ボランチにはスコット・マクトミネイとポール・ポグバが２ｎｄレグでスタメンする可能性もあるだろう。しかし、フレッジも今季好調でボランチ争いも気になるところだ。前４枚は不動だ。スピードのある両ウィング、そして中央のポルトガル代表ラインが並ぶ。爆発すれば、とんでもない試合になる。強力攻撃陣が２ｎｄレグの鍵を握るだろう。その他、ジェシー・リンガードやエランガ、ネマニャ・マティッチなどスタメンでもおかしくない選手がいる。層の厚さはアトレティコを上回っているはずだ。
