いよいよ始まったチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント。ラウンド16の1stレグが終了し、3月からは第2戦に突入する。
編集部では、注目10クラブの2ndレグを展望するとともに、理想スタメン&フォーメーションを考察した。今回はレアル・マドリードの注目選手および2ndレグの展望を紹介する。
■1stレグはなんとか最少失点で凌ぐ
敵地パルク・デ・プランスにて行われた1stレグでは、終始パリ・サンジェルマンにペースを握られたマドリード。
ビルドアップの局面ではトニ・クロースがダニーロ・ペレイラに封じられるなどきっちり対策され、クリーンな前進がほとんどできず。ボール非保持の局面では相手3トップの立ち位置をつかみきれず、押し込まれる展開が続いていた。
しかし、そのなかでも終了間際の失点のみで抑えたのは、2ndレグに向けて不幸中の幸いと言えるだろう。カウンターに注意を払いつつ90分で最低1ゴールを奪うというのは、極めて難しいミッションというわけではないはずだ。