J1リーグ第9節の川崎フロンターレ戦で2ゴールを挙げ、4-2での勝利に貢献した仲川輝人。その2得点目は、シーズンベストゴール級のスーパーゴールだった。
■名手チョン・ソンリョンも届かないコースに突き刺す
3-2で迎えた78分、ペナルティエリア左前で受けた仲川。自身の内側をSB小池龍太が走って相手を引き付けたことによりシュートコースが空くと、思い切って振り抜く。
右足から放たれたボールは、勢いよくゴールの右隅へ飛んでいき、クロスバーを叩いてゴールに突き刺さった。名手チョン・ソンリョンが目いっぱい手を伸ばしても届かない圧巻のスーパーゴールに、『DAZN』で解説を務めた元日本代表の戸田和幸氏も「誰がキーパーでも取れないかなというシュートですね」と称賛している。
開幕節のセレッソ大阪戦で1ゴールを奪った仲川はこの日2ゴールを挙げ、これで2戦3発。すでに昨シーズン記録した2得点を超えている。
優勝を果たした2019年以来、3シーズンぶりとなる得点王に向けてこれからも得点を量産できるだろうか。