■流れを変えた松木の交代

 後半に入ってもFC東京は攻撃の形を作り続けて一進一退。そして、両GKの好守もあって緊迫した試合が続いた。

 51分に味方のクリアがつながった偶然の形ではあったが、レアンドロがフリーになる場面があり(鄭成龍がまたも好セーブ)、58分にはレアンドロが倒されてFK。レアンドロが蹴ったボールを永井が頭で決めたが、永井が間一髪のオフサイド……。後半も、東京の攻撃の正面は右サイドだった。

 ゲームの流れが変わったのが、松木の交代だった。72分に接触プレーで松木が倒れ、そこで松木は退き、代わって三田啓貴と交代となった。たしかに、松木には疲労の色もあったので交代の時期だったかもしれないが、負傷が交代のきっかけとなった。

 その直後に川崎の鬼木達監督も選手交代を行った。

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