■らしさ全開のゴール
試合が動いたのは51分、自陣でボールを持ったブライトンMFイヴ・ビスマをブルーノ・フェルナンデスとスコット・マクトミネイが囲む。マクトミネイが突っついたボールが、ペナルティエリア手前中央のC・ロナウドのもとへ。C・ロナウドはドリブルでボールを運び、相手を一人かわして右足一閃。これがゴール右に突き刺さった。C・ロナウドにとってこれが公式戦7試合ぶりのゴール。ファンも待望の2022年初ゴールとなった。
らしさ全開の華麗なドリブルから、GKロベルト・サンチェスが一歩も動けない一撃を突き刺した。わずかにアウト回転がかかったボールはGKから逃げるような軌道に。さすがのサンチェスも枠を外れると思い見切ったのだろうが、絶妙なシュートが見事に決まった。
54分にはルイス・ダンクが退場処分。すると後半アディショナルタイム、ポール・ポグバが自陣のFKをリスタート。右サイドのB・フェルナンデスにボールが渡り、そのままセンターライン手前からドリブルで独走。最後はキックフェイントでタイミングをズラし、右足でゴールを決めた。
試合はこれで終了し、マンUが2−0の勝利。リーグ戦6試合負けなしで順位も4位に上げている。