■逆転、最後に待っていたドラマ

 勝ち越しに成功したトッテナムだったが、79分、ジェームズ・ウォード=プラウズの右からのクロスにモハメド・エルユヌシが頭で合わせて同点に追いつかれる。さらに82分、またも右サイドからのウォード=プラウズのクロスにチェ・アダムスがヘディング。これがゴールに決まり、サウサンプトンが逆転に成功した。

 後半アディショナルタイム、ソンのヒールパスに抜け出したケインが左サイドからクロスを供給。ファーサイドのクリスティアン・ロメロがヘディングで折り返すと、最後はステーフェン・ベルフワインがダイレクトで合わせた。トッテナムが終盤に同点に追いついたかと思われたが、VARの介入によりベルフワインのオフサイドの判定。ゴールは取り消しとなった。

 結局、試合は2−3で終了。最後にゴールネットを揺らしたトッテナムだったが、勝利を逃した。敗れたトッテナムはリーグ戦2連敗となっている。

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