■南野への影響は?
そうなると気になるのは、南野の出場時間への影響。マネとサラーが代表合流前最後に出場した1月2日のチェルシー戦以降、南野は公式戦6試合に出場。2ゴールを挙げ、まずまずの結果を残した。だが、スタメンを奪取したとは言えない。今後は厳しい状況になるだろう。
リバプールで怪我人が続々と復帰したことも影響しそうだ。大怪我を負っていた18歳のハーヴェイ・エリオットがFAカップのカーディフ戦で復帰し、強烈なミドルシュートで復帰弾を記録。さらにチアゴ・アルカンタラも同試合で復帰を果たした。ディボック・オリギも近々復帰する可能性もあるという。
両ウィング、センタフォワード、中盤と様々なポジションを担うことができる南野だが、サラーと怪我人の復帰で出場時間が激減する可能性がある。豊富すぎる陣容は、クロップ監督にとっては嬉しい悩みだが、試合にコンスタントに出場しているかは、選手の調子に大きな影響を与える。はたして、日本代表のエースはどうなるのかーー。