■選手以外にも及ぶ恩恵

 従って、スコットランドで活躍できれば、日本人選手であってもイングランドのクラブからオファーを受ける可能性が高くなるはず。イングランドのプレミアリーグを目指すなら、スコットランドは恰好の入口ということになる。スコットランドの環境に慣れていれば、イングランドのクラブに移籍してもすんなりと馴染むこともできるだろう。

 将来、イングランドでの活躍を目指すとすれば、「スコットランド経由」というのは有力な選択肢となる。

 選手だけではない。指導者でも、スコットランドからイングランドに渡る人は多かった。たとえば、20世紀を代表する指導者の一人、あのサー・アレックス・ファーガソン(元マンチェスター・ユナイテッド監督)もスコットランド出身だ。

 もし、アンジェ・ポステコグルー監督がセルティックで結果を残したとすれば、ポステコグルー監督もいずれは“境界の南側”つまりイングランドのクラブから誘いを受ける可能性も小さくはない。

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