■久保はここが正念場か
アトレティコ戦で値千金のゴールを決めても、強豪以外からも継続的にゴールを奪わなければ意味がなく、国王杯でゴールを決めても、リーグ戦で結果を残さなければ意味がない。
そしてこの試合。実力差が明らかな相手に対し、渡り合える選手の筆頭としてゴールをもたらさなければならない責任を背負っていたところに、1失点目の経緯によってその責任が強まった状況で、良いパフォーマンスは継続的ではなく散発的にしか発揮できず、数字を残せなかった。
この試合だけを見ても、シーズン全体を見ても、久保は結果やパフォーマンスの継続という部分で疑問符をつけられてしまう状況にある。今シーズンもすでに後半戦。残された時間は短いが、久保はここから数字を積み重ねて評価を変えることができるだろうか。
■試合結果
ビジャレアル 3―0 マジョルカ
■得点
12分 オウンゴール
34分 マヌエル・トリゲロス(ビジャレアル)
87分 ダニエル・パレホ(ビジャレアル)