【ラ・リーガ ビジャレアルvsマジョルカ 2022年1月22日(日本時間24:15キックオフ)】
先制の場面で久保建英を振り切ったビジャレアルのペドラサは、この試合でそのスピードを遺憾なく発揮し躍動。34分には中盤からの大きな展開を受けて左サイドを突き抜けてクロスを入れ、チーム2点目をアシストしている。
また、久保が69分にピッチを去るとマジョルカはますます状態が悪くなり、それまで約46パーセントあった保持率は10%低下。70分以降でシュートは3本しか放てず、86分にはロッソがビジャレアルにPKを献上して退場。3失点で完敗となった。
先制の場面を久保が上手く防いでいたとしても、ペドラサに守備を切り裂かれるのは時間の問題だっただろう。彼について行ける選手はマジョルカにいなかった。そして、ビジャレアルの勝ちという結果も変わらなかったはずだ。それくらいの実力差を見せつけられた試合となった。
また、久保がピッチを去って以降ますますチーム状態が悪化したように、マジョルカの中で上位チームを相手に渡り合うことができる選手の筆頭が久保であることは間違いない。
しかし、その評価止まりではレアルへの復帰やレンタル先のステップアップはできない。