■意表を突いた超絶ラボーナが年間最優秀ゴールに

 そんなラメラのゴールは、昨年3月に行われたアーセナルとのノースロンドンダービーで決まった。

 左サイドからのクロスをペナルティエリア中央で受けたルーカス・モウラが、近くにいたラメラにパス。このパスはラメラの進行方向とは逆に出てしまい、ラメラは一瞬、体勢を崩してしまう。すると、このアルゼンチン代表MFはとっさの判断でダイレクトラボーナ。ボールは意表を突かれた相手選手の股を抜いてゴールへと吸い込まれた。

 昨夏、8シーズンを過ごしたトッテナムを離れてセビージャへ加入したラメラ。現在は負傷によって戦線離脱しているものの、今季はリーグ12試合で4ゴール1アシストと躍動。このラボーナのよう、創造性にあふれたプレーをこれからも期待したい。

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