■1月15日/川崎フロンターレ2022新体制発表会(カルッツ川崎)
1月15日、カルッツ川崎で行われた川崎フロンターレの2022新体制発表会はサプライズ続きだったが、その中で会場で涙を誘うエピソードも明かされた。話したのは、川崎信用金庫の堤和也理事長だ。同信金は今年から川崎フロンターレのオフィシャルトップパートナーになったため、サポーターの前であいさつを行った。その内容が、多くの人の心を掴んだのだ。
川崎フロンターレのユニフォームに身を包んだ堤理事長は、まずは「私はフロンターレが大好きです!!」と全身でアピール。さらに、川崎フロンターレからの営業の内容を告白。「サッカー選手で一番重要な“足”を優しく後ろから支える」という意味で、「太もも」のスポンサーになったという。
「一つのエピソードをご紹介したい」
そして、川崎のある選手の裏話が明かされた。それは、数年前のことだという。
一人の中学生が、不慮の事故に遭ってしまった。懸命の治療が施されたが、意識は戻らずいよいよ命が危ない状態に。そのタイミングで、主治医はその両親に“今、お子さんにしてあげられることをしてあげてください”と話したという。その言葉の意味することは重かったはずだ。