【サッカー日本代表・伊東純也独占インタビュー】ワールドカップ最終予選では「負けたらほぼ終わり、というプレッシャーがある」【伊東純也が語るプロ入り前、ヨーロッパ、日本代表】(1)の画像
伊東と日本代表は、重圧のかかるW杯最終予選を戦っている 写真:渡辺航滋
■【画像】柏時代やベルギー優勝で笑顔を浮かべる伊東

 日本代表は2022年に入り、11月にカタールで開催されるワールドカップに向けて加速していく。2021年には思わぬつまずきもあったが、立ち直りに成功。1月にも最終予選が再開され、最後の局面での戦いが繰り広げられることになる。
 その日本代表で、八面六臂の活躍を見せているのが伊東純也だ。所属するベルギーのクラブ・ヘンクでもアシストやゴールという結果を残し続けている。
 その日本代表でも鍵となる伊東選手に現在、そして未来に向けての話を聞いた。

■「1人の力だけでは勝てない」

――ベルギーでのシーズンは、中断前の最後の試合(12月26日)でもゴールとアシストを決め、良い形で折り返せたのではないでしょうか。

「個人の結果はそんなに悪くないのですが、2021年は夏に新しいシーズンに入ってからは、チームの順位が良くないんです。本来ならば4位以内にいないといけないのに、いまは9位にいますから。結構、難しい時間が続いているという感じです。個人としては悪くないかなという感じなんですけど、1人の力だけではどうしても勝てませんから、なかなかに難しい時期もありましたね」

――2020-21シーズンは得点もアシストも10以上記録しました。その好調ぶりが個人として続いているというのは、何か理由があるのでしょうか。

「チームのメンバーがあまり変わっていないので、選手それぞれの特徴をつかめているというのは理由としてありますね。おかげでアシストをしやすいという部分は、多少なりともあると思います」

PHOTO GALLERY ■【画像】柏時代やベルギー優勝で笑顔を浮かべる伊東
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