■日本人選手との組み合わせ

 FW陣では鈴木優磨が鹿島アントラーズに復帰。考えられる2トップは原大智林大地だ。今季アラベスからのレンタルで加入した原はここまでリーグ戦16試合3ゴール。徐々に出場機会を与えられ、結果も残せるようになってきた。

 東京五輪後にサガン鳥栖からSTVVへ加入となった林は、ここまで12試合に出場2ゴール1アシストを記録。愛称の「ビースト」のごとく闘志あふれるプレーを欧州でも見せている。ポストプレーも期待できる林のゴール量産に今後は期待したい。トップ下に香川を置き、2トップに原と林という形で日本人選手がSTVVの攻撃陣を牽引してほしい。

 STVVにはもう一人日本人選手がいる。それは伊藤達哉だ。左サイドが主戦場の伊藤は3バックであれば左ウィングバックでプレーできる。そのため、松原やカカーチェなどとポジションを争うことになる。ただ、伊藤はトップ下やFW、右ウィングでもプレーできるため、所属する全日本人選手が一緒にプレーする機会もあるかもしれない。香川の加入でSTVVがどうなるのか注目だ。

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