【ラ・リーガ分析】日本代表・久保建英フル出場も…マジョルカ「ドン引き」の最下位・レバンテに苦杯!【久保建英「スタメン復帰」も改めて問われる“真価”】(1)の画像
攻撃面を一人で担ったレバンテ戦での久保建英 写真:なかしまだいすけ/アフロ

【ラ・リーガ レバンテvsマジョルカ 2022年1月8日(日本時間22:00キックオフ)】

 久保建英が4-2-3-1の「3」の1人として復帰したマジョルカだが、レバンテに今季初勝利を献上することになってしまった。

 試合前の時点で、レバンテは20試合で0勝、勝ち点8の最下位。勝ち点20で15位のマジョルカは、最下位をしっかりと倒して残留争いで優位に立ちたいところだった。

 試合は、マジョルカが「3-1」の4人で前線を構成するのに対し、レバンテは5バックで数的優位を保ち堅く守るという構図で進む。

 マジョルカは、ビルドアップの場面でサイドバックがハーフウェイライン付近までしか上がらずリスクを冒さないが、レバンテの最終ラインと同数となる5人目として「2」に位置するキャプテンのイニゴ・ルイス・デ・ガラレタが前線に絡んでいくことで状況を打破しようと試みた。

 しかし、直接的に対面の相手を上回って数的優位に持ち込むというプレーは見られず、ブロックの外でボールを持ち、ペナルティエリア外から放り込むかシュートするか、という窮屈な展開のまま時間が過ぎてしまう。

 久保は右に限らず、中央、さらには左まで動いてボールを受けようとするが、イ・ガンインを欠いているチームはそこまでボールを届けること自体が難しかった。

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