昨夏、欧州の複数ビッククラブが関心を示すと伝えられたレアル・ソシエダのスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサク。その好調ぶりから今冬も熱視線が送られ、現在はアーセナルが争奪戦をリードしていると報じられている。今回は、イブラヒモビッチ2世とも呼ばれる若きストライカーの経歴やプレースタイルについて見ていこう。
■16歳の若さでプロデビュー。ドルトムントでは苦しむも、昨季はラ・リーガで17得点と大暴れ!
スウェーデンのAIK下部組織出身のイサクは、16歳の若さでトップチームデビュー。公式戦通算29試合で13ゴール1アシストの成績を置き土産に、2017年1月にドルトムントへ加入した。しかし、ブンデスリーガの強豪クラブでは思ったような活躍を見せることができず、2019年1月からオランダのヴィレムⅡにレンタル移籍。半年間で18試合に出場し、14ゴール7アシストという驚異的な数字を叩き出して同年7月にソシエダへと完全移籍加入した。
すると、途中出場が多かったものの1年目からラ・リーガ37試合に出場して9得点。翌シーズンにはレギュラーを獲得してリーグ17得点と大車輪の活躍を見せた。そして迎えた今季はここまで16試合4得点を記録し、代表でもワールドカップカタール2022ヨーロッパ最終予選で8試合4ゴールと十分すぎる結果を残している。