オルンガがいたら優勝は湘南

――2022年のJ1の戦力図を、どう予想しますか。

大住「自分の恥をさらすようだけど、2021年の開幕前は、サンフレッチェ広島を優勝候補に挙げていたんだよね。でも、ジュニオール・サントスが全然ダメだった。2020年にはシーズン後半だけで13点も取っていたんだから、サントスが20点取っていたら、広島はもっとずっと上に行ったと思う。清水エスパルスも、新しい監督が来たからだいぶ期待されていたけどね」

後藤「ロティーナ監督は守備を構築するのがうまいから、ある程度は良くなった。でも、清水もあそこも点を取る選手が不足していたかな」

大住「一番点を取る選手が欲しかったのはベルマーレじゃないかな。そういう選手がいたら、10くらい順位を上げて、6位くらいまで行っていたかもしれない」

後藤「湘南ベルマーレにロベルト・レヴァンドフスキやオルンガがいたら、優勝できたかもしれないね」

大住「点を取るというのはかなり特殊な能力だからね。レアンドロ・ダミアンがいなかったら、川崎もあそこまで圧倒的な強さを示すことはできなかったはずだからね。何せ、23点取っているわけだから」

後藤「点を取る選手が、しっかり守備もするわけだからね。レアンドロ・ダミアンが残るのは、川崎にとって最高の補強だよ」

(7)へ続く
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