■なでしこジャパンは一発勝負に注意
――男子フル代表以外の日本代表も、2022年にいろいろな活動を行います。
後藤「若い世代の代表チームは、ここまで新型コロナの影響であまり活動できなかったから、しっかりやってほしいよね。国際経験を詰めなかった分を、いろいろな大会で取り返してほしい「
――なでしこジャパンも新しいスタートを切りました。
後藤「新監督になって、すぐにアジアカップがあるね」
大住「ワールドカップの予選も兼ねているけれど、それほど厳しくはないんだよね。アジアからは、ホスト国のオーストラリアを除くべスト5だからね。準々決勝で負けても、まだチャンスはある」
後藤「でも、準々決勝でミスをすると難しい。一発勝負で決まるというのは、本当に怖いよ。南野拓実も出た2017年のAFC U-19選手権の準々決勝で、北朝鮮にPK戦で負けたみたいにね。一発勝負というのは、よほど力の差がない限り、どうなるか分からないよ。川崎フロンターレが大分トリニータに負けることもある」
大住「なでしこはグループステージを1位抜けすれば、準々決勝の相手は別のグループの3位になる。2位になると、オーストラリアと対戦する可能性があるわけだ。1位にならないとダメだね。とにかく、2021年11月のオランダ遠征を見て、良くなるとは感じたよ。点は取れなかったけど、悪くなかった」
後藤「時間をかければ良くなると思うけど、チームづくりが進まないうちに戦うのは非常に嫌だなあ」