■原が一矢報いるヘディング弾

 2点のビハインドとなってしまったSTVVだが、終盤に1点を返す。クリスチャン・ブリュルスが右サイドから中央にクロスを供給。そのボールを原がヘディングシュート。これがゴール左に決まった。

 絶妙なタイミングで抜け出した原はオンサイド。得点の前のシーンを見ると、ブリュルスが切り返したタイミングで原は動き直してポジションを取り直す。そして相手DFの間にポジションを取り、最後はGKの位置をよく見てサイドにヘディングでボールを流し込んだ。さまざまな要素が凝縮された見事な技ありヘッドだった。

 このゴールで一矢報いたSTVVだったが、追加点を奪うことができず。STVVは1−2の敗戦を喫した。これでSTVVは痛恨の5連敗。順位も14位となっている。

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