【プレミア分析】日本代表・アーセナル冨安健洋は63分に痛恨の負傷交代!波乱のリーグ18節は「全10試合中6試合が延期」の異常事態【リーズ・ユナイテッド対アーセナル】(2)の画像
写真:REX/アフロ

【イングリッシュ・プレミアリーグ リーズ・ユナイテッドvsアーセナル 2021年12月18日(日本時間26:30キックオフ)】

その1はこちら

 

 先発した日本代表・アーセナルの冨安健洋は、圧勝ムードの試合の中でも、51分から圧倒的なプレーを連発。リーズ相手にさすがの実力を見せていた。

 ところが63分、ピッチに座り込んで右ふくらはぎを気にすると、そのまま交代となってしまった。約10分間、世界トップクラスであることを見せつけながらアクシデントで無念の交代となったが、歩いてピッチを去り、その後はベンチに留まったことから重傷ではない可能性が高い。

 冨安の状態が心配されるが、リーグ全体も心配だ。

 イギリスでは1日に約8万人の新型コロナウイルス新規感染者が出ており、プレミアリーグでも各チームに陽性者が急増。

 この試合の満員の観客はこれまで通りマスクなしでチャントを歌い盛り上がっていたが、選手が1人・2人というレベルでない感染ペースになってしまっては、試合を開催することはできない。

 この日開催予定だった6試合のうち、開催できたのはこの試合のみ。日曜日の試合も合わせると第18節の全10試合中6試合が延期となり、20日にはリーグの中断も可能性に含めて協議されることになっている。

  1. 1
  2. 2
  3. 3