【ブンデスリーガ シュトゥットガルトｖｓバイエルン・ミュンヘン ２０２１年１２月１４日（日本時間２６：３０キックオフ）】
ホームにバイエルンを迎えたシュトゥットガルトは、伊藤洋輝と遠藤航がともにスタメン出場。
２人は、攻撃時には３－１－４－２の４としてプレー。伊藤は左サイド、遠藤はインサイドの右を担当した。
守備時は４－４－２となり、伊藤は左サイドバック、遠藤は右ボランチになる。
立ち上がりこそ遠藤とタンギ・クリバリの右サイドが高い位置でプレーしてバイエルンを押し込んだものの、シュートチャンスまで辿り着かせてもらえないとチーム全体が徐々にトーンダウン。シュツットガルトは、ボールを持つ時間はあるものの、ビルドアップで詰まりゴールキーパーまで戻すことが目立つようになった。
２０分が経過した時点で、シュート数はバイエルンが７、シュトゥットガルトが０。チャンスまで辿り着けないことで積極さが失われたシュトゥットガルトは、丁寧な試合を演じようとしてもバイエルンには敵わないことを痛感させられていた。
そんなシュトゥットガルトは２５分、ショートカウンターからオマル・マーモウシュがようやくチーム初となるシュートを放つ。
すると１分後には、コンスタンティノス・マヴロパノスがキングスレイ・コマンに対して猛然とプレス。ボールを奪うと競り合いながら一気に駆け上がり、最後はコマンが意地で奪回してみせたものの、立て続けにゴールを予感させるプレーが生まれた。（※このプレーでコマンはハムストリングを痛め負傷交代）
