日本代表がワールドカップ16強の壁を突破するために必要なもの【日本のフットサルの新たな船出】(4)の画像
ワールドカップで世界の強豪相手に善戦した日本代表だが、まだ学ぶべきことは多い 写真:REX/アフロ

新たな日本代表が船出した。フットサルの日本代表チームである。新監督の下で新たな風が吹き込んだ日本代表、さらに日本のフットサルは、どこへと向かうのか。サッカージャーナリスト・後藤健生が語る。

■強豪相手に善戦したフットサル日本代表

 現在のFリーグは、戦術的な面で発展してきている。相手のプレースタイルを考えて守備を構築して相手の良さを消す。そんな駆け引きが随所に見られるのである。

 それは、Jリーグにも共通している。Jリーグというリーグも、相手の良さを消して、ゲーム戦術を駆使して戦うクラブが多い。

 さて、先にも触れたように今年は9月から10月にかけて、リトアニアでフットサル・ワールドカップが開催された。前回大会ではアジア予選で不覚を取った日本代表にとっては名誉挽回のための大会だったが、なんとかラウンド16進出に成功した。

 日本は、初戦でアンゴラを8対4で破った後、2戦目では世界最強の一角のスペインと対戦して2対4で敗れたものの、星翔太と逸見勝利ラファエルの得点で一時は逆転に成功して、第1ピリオドを2対1とリードして折り返す健闘を見せた。

 さらに、ラウンド16でも日本代表はブラジルと対戦し、やはり2対4のスコアで敗れたものの、日本は開始4分に星翔太の遠目からシュートが相手GKの手を弾いてゴールインし、なんとブラジル相手に先制。すぐに同点とされたものの、後半半ば過ぎまで1対1のスコアを維持したのだ。

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