■増えるオプション
旗手怜央と井手口陽介が加入することでバリエーションが増える。ポステコグルー監督は今季4-2-3-1を序盤で採用。相手によっては4-1-4-1を採用し、最近では4-3-3で試合に臨んでいる。スコットランドのメディアは、獲得が噂される旗手をトップ下でプレーさせるのではないかと予想している。
トップ下を置く場合は、4-2-3-1を採用するだろう。だが、最近採用している4-3-3では旗手を川崎フロンターレでも馴染みのあるインサイドハーフに起用することもできる。さらに左ウィングや左サイドバックでもプレーできることは、セルティックにとっても大きいはずだ。
そして井手口もインサイドハーフやボランチでプレーできる。場合によってはダブルボランチにして、井手口をボランチ、旗手をトップ下に置くことも考えられる。または井手口のアンカー起用もあるかもしれない。さらには4-4-2のダブルボランチという新たなオプションもある。いずれにせよ、ポリバレント性のある旗手と中盤での起用が考えられる井手口の加入は、セルティックに新たなオプションをもたらすことができるだろう。