■１２月０４日／J１第３８節 横浜F.マリノスー川崎フロンターレ（日産）
レアンドロ・ダミアンと前田大然がともに得点王に輝いた！
得点王争いで直接対決となった最終節、日産スタジアムにピッチにそれぞれのエースが立った。今季のゴール数は、ともに「２２」。単独得点王となるべく、ゴールを狙う白熱した展開となった。
スコアレスで前半を折り返したものの、最初にゴールネットを揺らしたのはダミアンだ。６７分、家長昭博が右サイドでボールを受けると、そのまま前進。サイド深くまで持ち込み、そのまま右足でややマイナスのクロスを送ると、そこにいたのは背番号９。横浜守備陣がゴール方向に戻ろうとする状況で、ダミアンはあえてマイナス方向に動くことでフリーとなり、頭で合わせたのだ。相手ＧＫが必死に伸ばす手をかすめながら、２３得点目が決まった。
この時点で、得点王の権利を手にしていたのはダミアンだったが、前田も負けていられない。わずか７分後、今度は前田がゴールネットを揺らす。エウベルが左サイドから入れたグラウンダークロスが選手に当たってこぼれると、ボールは前田の元に。それを左足で流し込んだ。
ともに１得点ずつ決めると、そのまま試合終了。ともに２３ゴールずつで得点王に輝いた。白熱した直接対決はイーブンの結果となった。
