日本代表は現在、アジア最終予選の真っ最中。グループBで3連勝したものの、負けられない戦いが続く。アジア全体のレベルも上がり、各国で欧州クラブでプレーする選手も増えてきた。日本がレベルアップするためにも、ビッグクラブでプレーする日本人選手も増えてほしいところ。現在の日本代表で、今後ビッグクラブへステップアップしそうなのは誰なのか。今回は市場価値とともに紹介する。
■日本のスピードスター
まずは日本のスピードスター・伊東純也だ。28歳という年齢と契約延長したばかりということもあり、チャンスは少ないかもしれないが、昨季はベルギーリーグで二桁得点二桁アシストを記録。今季もクラブで主力として活躍し、日本代表の右ウィングでも欠かせない存在となっている。今後、代表とクラブで結果を残し続ければ欧州5大リーグ(イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、ドイツ)への移籍のチャンスも少なからずある。
伊東の特徴はやはりスピードだ。日本のみならず、欧州でもそのスピードが通用するということを証明している。伊東は海外に行って、クロスやフィニッシュの精度も上がってきた印象。さらに所属するヘンクではポール・オヌアチュとのホットラインを形成。コンビネーションプレーも申し分ない。
オヌアチュも27歳だが、アトレティコ・マドリードなど欧州ビッグクラブが関心を寄せている。そういう意味では、28歳の伊東にもチャンスがある。今後、ゴールとアシストというわかりやすい結果を残し続ければ、ビッグクラブへの移籍の可能性もあるだろう。