■待望の瞬間
リバプール3点リードで迎えた76分、ユルゲン・クロップ監督はジョッタに代え南野を投入する。そして投入後すぐに南野が結果を出す。77分、ゴール前でマネ、サラー、アレクサンダー=アーノルドとボールが繋がり、アレクサンダー=アーノルドは中へグラウンダーのクロスを供給。ファーサイドに走り込んできた南野がダイレクトでゴールネットを揺らした。
最後は冨安が決死のスライディング。しかしそれも叶わず、南野が冨安の目の前でゴールを決めて見せた。リバプールファンにとっても、南野本人にとっても、日本のファンにとっても待望の瞬間だった。南野はこれで今季プレミア初ゴール。今季は出場機会が少なく苦しんでいた日本のエースだったが、ようやくリーグ戦でもゴールを決めた。