■日本に欠けている連係と連動
大住「森保一監督が日本のサッカー、攻撃というのは、皆で動いて、皆でチャンスをつくるものだと言っていたわけじゃない。そのためには、動きと連動がなければいけない。そう言い続けてきたのに、そういう連動が６試合でほとんどなかった。時間がなくて大変だと言うけど、６試合やっているんだよ。同じメンバーでやってこの状態というのは、ちょっとひどいよ」
――どんな理由があると考えますか。
大住「分からないなあ。連動の前に、個々の力がなければしょうがない。他の選手が頼りにならないのか、経験や実績なのか実際の理由は分からないけど、個々の力が落ちている選手を使い続けている。個人として打開できないしミスも多い、さらに連係・連動がない選手を使い続ける理由がどこにあるのか、と思う。
確かに今回、三笘薫を入れたらガラリと変わったけど、三笘ひとりに全部お任せみたいなサッカーをやっていてはいけない」
――三笘もとにかく必死に自分で仕掛けて、という感じでした。
大住「川崎フロンターレでは、もっといろいろと変化に富んだプレーをするよね」
後藤「フロンターレを丸ごと出した方がいいよね」
大住「本当にそう。ベトナムやオマーン相手だったら、十分に勝てるよ」
