■「仕掛けることや前への推進力でチームに勢いをもたらすことが役割」
4-3-3は三笘自身が所属していた川崎と同じだが、これについて、
「同じ4-3-3でもフロンターレと代表は全く別のサッカー。選手一人ひとりの能力も、相手も違うのでそこは別物だと考えています」
と、システムとやっているサッカーの内容の違いについて語ったが、それに続けて、
「それでもポジションや立ち位置はほとんど同じだと思います。そこでのプレーは整理されていますし、仕掛けることや前への推進力でチームに勢いをもたらすことが役割だと思うので、フロンターレの時と同様にやれればと思います」
と、川崎時代にも見せていた大外からのドリブル突破で貢献したい、とコメントした。
2022年11月のカタールでのワールドカップでベスト8以上を目指す日本は、明日11日のベトナム戦、そして16日のオマーン戦というアウェイ2連戦で、確実に勝ち点3を獲得したい。
三笘はここまでの戦いぶりから見ても、5バックで引いて守る戦術が予想されるベトナム代表について、
「出場するとしたらSHかWGの位置だと思うので、自分の仕掛けによってペナルティエリア侵入やスルーパスでのアシストを実行しないといけないと思います」
と、自身の特長を活かしたプレーを発揮したい、と意気込みを語った。
今回が待望のA代表初招集となった三笘。フロンターレ時代と同様に、得意のドリブルやスルーパスから違いを作り、得点を生み出してくれることを期待したい。