FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選グループB第5節、ベトナム代表戦に臨む日本代表FW三笘薫がオンライン会見に出席。そこでの発言から、日本代表のシステムに対する考え方が垣間見えた。
■「海外に行って活躍したことが招集につながったと思います」
会見に出席した三笘は、「海外に行って活躍したことが招集につながったと思います」とコメント。今回が初招集となった心境については「嬉しい気持ちと、最終予選なので凄く責任感があります」と発言した。
三笘は、川崎フロンターレで今シーズンの前半を戦い、8月にプレミアリーグへのブライトンへ完全移籍。そのままベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへとレンタル移籍となった。
加入当初は出場機会が限られていたものの、10月のセラン・ユナイテッド戦でのハットトリックをきっかけにスタメンの座を勝ち取り、WBのポジションでチームに貢献。今回がA代表初召集となった。
ベルギーでのプレーについて三笘は「日本でのプレースタイルをそのまま継続できることが良かったです」と語り、逆に「フィジカル面が足りないと思います」と、課題についてもコメント。
サッカー日本代表は、ここまでアジア最終予選を4試合戦って、2勝2敗で現在グループ4位。最初の3試合は4-2-3-1を採用していたが、ホームでのオマーン戦とアウェーでのサウジアラビア戦に敗戦。苦境に立たされた前節のオーストラリア戦では4-3-3のシステムを導入すると、それが功を奏して勝利を収めている。