■ティーラトン「ダイゼンに持っていかれると思った」
その後はタイ語で応えたティーラトンは、「ダイゼンに持っていかれると思ったから、自分が選ばれると思わなかった」とハットトリックを決めたエースの活躍を絶賛した。
4つあるマン・オブ・ザ・マッチのうち、最後のそれを受賞したのは前田だ。表彰台でマイクを向けられた前田の第一声は、ティーラトンにかぶせる「サムイネ」。チームの良い雰囲気を感じさせる場面だった。
この試合で横浜は来季のACL出場権を獲得した。2022年は、再びアジア制覇を目指すことになる。この港町から、アタッキングサッカーを引っ提げて再びアジアに出港する。