■エンティアが半端ないゴール
前半は0−0のスコアレスで折り返すが、アーセナルが先制に成功。55分、右CKからのボールをエンケティアがニアで競り合う。ファーサイドにボールが流れると、ニコラ・ぺぺがヘディングで折り返す。最後はカラム・チャンバースがヘディングで押し込み、相手GKイラン・メリエがセーブするも、ボールはラインを割っておりゴールの判定となった。
続く69分、最終ラインでリーズDFリアム・クーパーがヘディングでメリエへパスを送る。しかし、このボールを狙っていたエンケティアが抜群のスピードでボールへ一直線。ワントラップで高く上げると、ボールはメリエの頭上を大きく超える。さらにエンケティアはそのボールを左足で完璧にトラップ。最後は無人のゴールに流し込んだ。
エンケティアの驚異のスピードと好判断が光った局面だった。また、高く上がったボールを難なくコントロール。22歳FWの持ち味が発揮されたゴールシーンだったと言えるだろう。