■ケイタに注目するのも面白い
今度はワン=ビサカの寄せが遅れた瞬間に、ロバートソンがペナルティアーク付近にアーリークロス。ここにケイタが飛び込むと、ハリー・マグワイアとルーク・ショーのコミュニケーションミスが発生し、ボールはケイタの下にこぼれる。そして右サイドを駆け上がったトレント・アレクサンダー=アーノルドにパスを送ると、最後はアーノルドのクロスにジョタが合わせてリードを広げることに成功した。
この2点を皮切りにリバプールは前半のうちにもう2点を追加し、試合を決定づけている。モハメド・サラー、フィルミーノ、サディオ・マネらの強力アタッカーだけでなく、オフ・ザ・ボールの質で違いを生み出せるケイタに注目してリバプールの試合を見ても面白いかもしれない。