■１０月２４日／Ｊ１第３３節 川崎フロンターレ １‐０ 清水エスパルス（等々力）
川崎フロンターレがホームで清水エスパルスを下して優勝に王手をかけた一戦を前に、衝撃の事態が起きていた。それは、選手紹介時に起こった。
１０月３１日の本番を前に、この日の等々力競技場は一足早くハロウィン気分。ふろん太もいつもとは違って仮装した姿で現れるなど、競技場はどこかお祭り気分だった。しかし、選手のピッチ練習が始まれば、空気は一気に試合モード。７月以来のメンバー入りとなったMF大島僚太に熱視線が送られるなど、優勝に向けて緊張感が高まっていった。
その練習後に選手が一度ロッカールムに引き上げた後、選手紹介が行われた。が、実はその映像がハロウィン仕様。通常であれば、選手の幼少期のプレー写真の後に現在の写真が映し出されるが、この日、画面に映ったのが仮装姿だった。
GKチョン・ソンリョンから始まってDF登録の選手の映像が流されるのだが、なんと、DF登里享平の紹介映像には顔が映っていなかったのだ。「選手紹介」としていながら、本人の顔が映らず、画面に映ったのは白いTシャツから青い顔と青い手を出した謎の生き物。顔をしかめるサポーターがいたほどだった。
