■ドイツとアメリカを指揮した経験を持つドイツ出身指揮官
かつてドイツ代表のストライカーだったユルゲン・クリンスマン氏も候補になる。2004年にドイツ代表の監督に就任し、2006年に同国代表を母国開催のワールドカップで3位に導いた。大会終了後に同国代表監督を辞任している。
その後、クリンスマン氏は2008年にバイエルン・ミュンヘンの監督に就任。しかし、成績振るわず、翌年4月に解任された。2011年にはアメリカ代表の監督に就任。同国代表を2014年ブラジルワールドカップ出場に導き、本大会ではベスト16入りを果たした。その後、2016年11月に同国代表監督を解任されると、2019年にヘルタ・ベルリンの監督に就任。だが、昨年2月に首脳陣との対立などで早々に辞任した。
クリンスマン氏は現在、フリーで監督業を行なっていない。4−3−2ー1のフォーメーションを好むクリンスマン氏は攻撃的なサッカーを展開することが特徴的だ。その反面、失点が多くなることもあるが、決定力不足の日本代表にとってはプラスとなるかもしれない。
若手の積極起用や大胆なメンバー変更で日本を変えてほしい。すぐには厳しいかもしれないが、カタールワールドカップ後の日本代表監督として招聘してもいいかもしれない。