JリーグYBCルヴァンカップ準決勝・第2戦 セレッソ大阪―浦和レッズ
10月10日(日)|15:00 ヨドコウ桜スタジアム
【今節のみどころ】
ルヴァンカップの準決勝、いよいよ決着のときを迎える。C大阪と浦和の第2戦は、C大阪のホームで開催される。
6日に行われた第1戦では、ホームの浦和が前半のうちにエースのFWキャスパー・ユンカーのゴールで先制する展開に。しかし、後半に入ると一転してC大阪の時間帯が続き、FW山田寛人の同点弾で追いつく。その後は両者譲らず、1-1の引き分けに終わった。
C大阪にとっては、先制された中、アウェーゴールで同点に追いつけたことは前向きな結果になった。このアドバンテージをホームでどのように活かすのか、90分間の試合運びに注目したい。
一方の浦和は、この第2戦でアウェーゴールを決めることが突破の必須条件。しかし、準々決勝の川崎戦では、第2戦に終了間際の得点でアウェーゴールの差で追いつき、土壇場での突破を果たした。この経験を自信につなげ、勝負強さを見せるか。
■C大阪
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】ダン・バン・ラム
【直近5試合結果】
ル△1-1 浦和(A)
L●0-1 大分(A)
L●1-2 鹿島(H)
L〇1-0 広島(H)
L●0-2 浦和(A)
【通算対戦成績】
H 26試合・11勝 5分10敗
A 26試合・10勝 6分10敗
計 52試合・21勝11分20敗
【直近対戦成績】
2021年10月 6日 ル杯準決1st △1-1(A)
2021年 9月18日 J1第29節 ●0-2(A)
2021年 4月18日 J1第10節 ○1-0(H)
2020年10月24日 J1第24節 ●1-3(A)
2020年 9月 5日 J1第14節 ○3-0(H)
【今節のみどころ】
アウェーで行われた第1戦は、序盤こそ相手に主導権を握られて先制されるものの、攻勢に出た後半には山田が値千金の同点ゴール。先月に行われた浦和との前回対戦は相手に圧倒されたが、そのイメージを引きずらずに結果を出すことができた。試合は1-1のドローに終わったが、アウェーゴールをしっかり決めたことで先手を取った。優位な状況でホーム戦を迎えられることは、アドバンテージとしては大きいだろう。
第2戦はホームでの決戦になる。第1戦ではシュートがバーに嫌われる不運も続き、追加点のチャンスを決め切れなかったが、今回は決定機を確実に仕留めたいところ。さらに、今節は相手のアウェーゴールに警戒しなければならないため、どのようなプランで試合を運ぶのかにも注目したい。スコアでも精神面でも優位な状況ではあるので、まずは第1戦よりも落ち着いて試合に入ることを意識し、相手の焦りを引き出したい。