【J1分析】湘南、前半はF・マリノスを上回る「攻めの姿勢」も無念の敗北【湘南ベルマーレ対横浜F・マリノス】杉岡大暉vs仲川輝人に見る湘南の進むべき道(1)の画像
杉岡大暉と仲川輝人の真っ向勝負 湘南VS横浜FM(20211001)撮影/原壮史
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明治安田J1リーグ 第31節 湘南ベルマーレvs横浜F・マリノス 2021年10月1日 19:03キックオフ

 内容は悪くないのになかなか結果が出ない、という試合が続いている湘南は、試合後のコメントで精神面に言及されることが多くなった。

「消極的なところは90分通してなくしていかなければいけない」(大分戦、石原広教

「トライすること、前向きな意識を持たせることは練習からやっている」(福岡戦、山口智監督)

「選手が信じてやり続けないと勝ちには繋がらない」(ガンバ戦※天皇杯三幸秀稔

「自信を持ってやらなければいけない」(川崎戦、田中聡

 この試合でも、前半の湘南は素晴らしかった。マリノスに対して攻めの姿勢で上回り、どちらが上位のチームかわからないほどのパフォーマンスを見せていた。

 しかし、0-0のまま後半に入ると、64分、マリノスのケヴィン・マスカット監督が一気に3人を交代。杉本健勇マルコス・ジュニオール、そして仲川輝人が途中から出てくるという、保有戦力の差をまざまざと感じさせるこの交代により、試合全体の流れはガラリと変わり、すぐにマリノスが先制に成功した。

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