■鬼木監督「本当に良いゲームだった」
試合終盤には、川崎フロンターレのサポーターが最も熱狂的なエリアの前のコーナーフラッグの前で、ボールをキープ。ダミアンの1点を守るべく、全員が同じ方向を向いてプレーした。連戦最終戦の最大タスクである「勝ち点3」をつかむことに、全力を尽くした。
「我慢強くこの5連戦をしっかり戦ってくれた。本当に良いゲームだった」
鬼木監督は手放しで選手をほめたたえた。
川崎は勝ち点を81に伸ばし、消化試合で1試合少ない横浜FMとの勝ち点差を12とした。優勝当確のランプはすでに点灯し、あとは連覇に向けてどう戦うか。そして、どのタイミングで優勝するかだ。歓喜に包まれる試合は、現状、どう予想されるのか――。