J1リーグ第31節 ヴィッセル神戸―浦和レッズ
10月2日(土)|15:00 ノエビアスタジアム神戸
【今節のみどころ】
リーグ戦は残り8節となり、来季のACL出場圏権をかけた争いも佳境を迎える。現在、“3位争い”は僅差で5チームがひしめき合う状態。今節は同じ勝ち点54で並ぶ4位のヴェッセル神戸と5位の浦和レッズが対戦する。現在3位の名古屋グランパスとの勝ち点差は3。両者にとって負けられない一戦となる。
神戸はMF山口蛍やDFセルジ・サンペールなど主力選手を怪我で欠くなか、水曜日に行われた首位・川崎フロンターレとの対戦から中2日という厳しい日程で今節を迎えることになる。両チームのこのコンディションの差がどのように影響するのか注目だ。
一方、浦和はここからリーグ終盤まで川崎、横浜FM、名古屋など、上位勢との対戦が続く。今節の神戸戦はその序章。ここでしっかりと勝ち点をつかみ、上位チームとの連戦に向けて良いイメージを持って波に乗りたい。
■ヴィッセル神戸
4位 勝ち点54 15勝9分6敗 45得点29失点 得失点差16
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】山口、大崎、セルジ・サンペール
【直近5試合結果】
L●1-3 川崎(A)
L○2-0 清水(A)
L○1-0 札幌(H)
L○1-1 広島(A)
L●0-1 FC東京(H)
【通算対戦成績】
H 27試合・10勝2分15敗
A 27試合・ 6勝5分16敗
計 54試合・16勝7分31敗
【直近対戦成績】
2021年 6月13日 ル杯プレーオフ(2) △2-2(A)
2021年 6月 6日 ル杯プレーオフ(1) ●1-2(H)
2021年 5月22日 J1第15節 ●0-2(A)
2020年11月18日 J1第31節 ●0-1(H)
2020年 8月23日 J1第12節 ○2-1(A)
【今節のみどころ】
29日に行われた前節の川崎戦では、前半にFW武藤嘉紀が先制点を決めて優勢に出たものの、王者を相手に逆転負けを喫し、1-3で敗れた。さらに、DF大崎玲央が負傷交代となり、もともと山口蛍やセルジ・サンペールが怪我で離脱していた神戸にとってはかなりの痛手。ボランチの選手が不足するなか、今節は選手起用やフォーメーションにおいても変更が必須か。三浦淳寛監督の采配に注目したい。
ホームに浦和を迎える今節は、川崎戦から中2日という日程。浦和との対戦はカップ戦も含めると今シーズン4度目となるが、いずれも勝てていない。当時は連戦連発のキャスパー・ユンカーに屈したが、今夏に移籍してきた武藤やFW大迫勇也もコンディションを上げてきているため、撃ち合いになる可能性も高い。まずは浦和の攻撃陣を抑え、チャンスを確実に仕留めたい。