■多彩な「後半だけでの5得点」
0-0で迎えた後半開始から、オルンガはピッチに立った。すると10分後には先制点を奪い、さらにロングパスで一気に抜け出しGKもかわした2点目、クロスを左足で決めた3点目と、出場から13分でハットトリックを達成。
その後も、ここまで素晴らしい連係を見せていたカタール代表FWアルモエズ・アリとのワンツーなどで、2点を追加。後半だけで5ゴールを奪う驚異の得点力で、チームに勝利をもたらしたのだ。
チームはこの勝利で首位をキープ、オルンガ自身も得点ランクで首位に立つ。チームはすでに敗退したものの、オルンガはACLでも9得点を挙げ、現状でのトップスコアラーとなっている。
オルンガは柏時代と同じく、背番号14を背負い続けている。その姿が今季も日立台にあったなら……。今季のJリーグの勢力図も変わっていたかもしれない。