■左サイドバック候補
長らく日本代表の左サイドバックを務める長友佑都の後継者がなかなか決まらない。中山雄太が候補に挙がるが、9月の代表戦で招集しなかった小川諒也も呼んでほしい。長友をこのまま使い続け、いざ世代交代となった時に信頼のおける左サイドバックがいなくなるのは避けたい。中山と小川にポジション争いをさせ、同ポジションの底上げを狙いたいところだ。
最近のFC東京での小川は、バングーナガンデ佳史扶の台頭や長友の加入もあり、右サイドバックでプレーすることが多くなった。左サイドバックが主戦場だった左利きの小川だが、右サイドでプレーすることでカットインからのシュートなど攻撃力がさらに上がったようにも見える。左利きの左サイドバックはかなり貴重で、今後の日本のためにも小川を国際大会に出場させておきたい。9月22日の名古屋戦での負傷の具合が気になるところだ。