UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループリーグ第1節が欧州各地で行われた。伊東純也が所属するヘンクや鎌田大地と長谷部誠が所属するフランクフルトの初戦はどうだったのだろうか。
■伊東純也が決勝ゴールをアシスト
伊東が所属するベルギーのヘンクは北川航也が所属するラピド・ウィーンとアウェイで対戦。前半は0−0のスコアレスで終わるが、68分にヘンクが決定的なチャンスを迎える。
クリスチャン・トルストベットのヒールパスをペナルティエリア右で伊東が受けると、ファーサイドへグラウンダーのクロスを供給。絶妙なボールにポール・オヌアチュがダイレクトで合わせた。しかしVARの介入により、伊東のオフサイドの判定。ゴールは取り消された。
それでもヘンクが後半アディショナルタイムに均衡を破る。92分、オヌアチュからのボールを受けた伊東が右サイドをドリブルで突破。完璧なクロスを中央に送ると、最後はオヌアチュがダイレクトで合わせてゴールネットを揺らした。またも伊東とオヌアチュのコンビでゴールネットを揺らし、今度はゴールが認められた。試合はこれで終了し、ヘンクが1−0の勝利を収めた。なお北川はベンチ入りも、出番なしに終わった。