■次の「50年後」はどうなるか

 それから、ちょうど50年が経過。日本サッカー協会は、9月10日で創立100周年を迎えました。

 19歳だった僕も、永井氏も69歳を迎えています。

 19歳の青年にとっては50年後のことを想像することは難しいことでした。まさか、69歳の自分が19歳の時よりももっと多くサッカーの試合を見まくっているとは当時は思ってもみませんでした。

 この間、日本にはプロ・リーグができて、今では日本代表はワールドカップにも、オリンピックにも当たり前のように出場しています。しかし、100周年の今年も、ちょうど50年前と同じように日本代表は大事な予選の初戦でまさかの相手に敗れてしまいました。もちろん、現在の予選は2回戦総当たりですし、2位以内でも突破できるので問題はないと信じたいのですが……。

 さて、次の「50年後」。協会創立150周年の時は僕は119歳ですね。まあ、生きてないでしょうね、残念ながら。当面の目標は久保建英が引退するまで生きていることです。

PHOTO GALLERY 【画像】超貴重な「50年前の入場券」主催者は「日本蹴球協会」
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