【ワールドカップ最終予選】サッカー日本代表と対戦する中国代表には誰がいる?ブラジル代表選出経験のある「帰化選手」、エスパニョールFWほか要警戒「注目選手3人」の画像
ウー・レイ 写真:ロイター/アフロ

 日本代表は9月7日、中立開催地のカタール・ドーハで中国代表と対戦する。日本代表は、FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選グループB第1節のオマーン代表戦は0−1の敗戦を喫した。2連敗は避けたい日本と第2節で激突する中国の注目選手3人を紹介する。

■元エバートンの帰化選手

DF:ティアス・ブラウニング

生年月日:1994年5月27日(27歳)

所属クラブ:広州FC

 今回の中国代表のメンバーには4人の帰化選手がいる。そのうちブラジル出身者が3人いるが、イングランド出身のDFがティアス・ブラウニングだ。第1戦のオーストラリア代表戦ではCBとしてフル出場を果たした。オーストラリア戦では3失点を喫したが、日本に立ちはだかる壁だ。

 ブラウニングは10歳の時にイングランドの名門エバートンの下部組織に加入。2014年9月に行われたリバプールとのマージーサイド・ダービーでトップチームデビューを果たすも、その後はなかなか出場機会を得られず。2014年にはウィガン、2017年にはプレストン、サンダーランドへレンタル移籍。2019年2月に広州恒大(広州FC)へ移籍となった。

 祖父が中国・広東省出身であるブラウニングは2019年9月に中国国籍を取得。今年5月のグアム代表戦で中国代表デビューを果たしている。181cmのブラウニングは競り合いにも強いがスピードもあるDFだ。中国国内で期待される声も多い。エバートンの下部組織出身でイングランドでプレーしてきた27歳のDFは日本も警戒すべき選手だろう。

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