【J1分析】槙野智章が明かしていた「3バック」への本音「ラインを高く保つ」【浦和レッズしのぐ】(1)の画像
湘南戦でキャプテンマークを巻いた槙野智章 撮影/中地拓也

■8月29日/J1第27節 湘南ベルマーレ浦和レッズ (レモンガス)

 29日に行われたJ1第27節では、湘南ベルマーレと浦和レッズが対戦した。両チームともに連勝を狙う一戦だったが、ゴールは生まれず、0-0のスコアレスドローとなった。

 前半から湘南にゴール前へ迫られる場面が続くが、それでも浦和は集中した守備で相手の攻撃を跳ね返していく。浦和の決定機は35分。MF大久保智明からボールを受けたFWキャスパー・ユンカーが左サイドで持ち上がり、スルーパスを送ると、ペナルティエリアの中央でMF小泉佳穂が流し、最後は大久保がシュートを狙うが、ここは枠の上へと外してしまう。後半11分にも大久保が左サイドからクロスを送り、途中出場のMF江坂任が右足で合わせるが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。

 今節のチームスタッツを見ると、湘南はシュート13本に対して枠内シュートは1本のみ、浦和はシュート8本で枠内シュートは0本に終わっている。浦和にとってみればシュート数で上回られた相手に対して粘り強く守り切ることができたが、試合は0-0で終了し、4連勝とはならなかった。

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