■「あれ、入った!?」移籍後初ゴールがまさかの形に

 グリーリッシュの移籍後初ゴールはまさかの形だった。1点リードで迎えた22分、カイル・ウォーカーのスルーパスに右サイドを抜け出したガブリエウ・ジェズスが中央にグラウンダーのクロスを供給。すると、ファーサイドにいたグリーリッシュに当たりボールはそのままゴールに吸い込まれた。

 ジェズスからのクロスに対して、フェラン・トーレスがニアに飛び込む。ボールはそのまま通過すると、ニアで潰れたトーレスに引きつけられマックス・アーロンズも中央で対処できず。ファーサイドに流れたボールをグリーリッシュが「撃つ」のではなく、足に当たりそのままゴールに吸い込まれた。ボールに当てた、もしくは当たった形でのゴールは、グリーリッシュにとってマンC移籍後初ゴール。この試合の1点目がオウンゴールとなったため、マンCにとって同チームの選手が決めた今季の初ゴールとなる。

 どんな形であれ、ゴールはゴール。ファーサイドに入ってきたグリーリッシュの抜群の嗅覚が光ったゴールと言えるだろう。左ウィングのグリーリッシュがゴール前まで入ってくることが重要であり、それが実ったゴールになった。

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