■層の厚い中盤
中盤は世界屈指の豪華な布陣が並ぶ。
まず、なんと言ってもリバプールから加入のジョルジニオ・ワイナルドゥムだ。無尽蔵のスタミナを持つ同選手の貢献度はとてつもない。さらにユーロ2020でイタリア代表の優勝に貢献したマルコ・ヴェッラッティと並べば、非の打ちどころのない布陣になりそうだ。開幕戦ではワイナルドゥムが右サイドで起用され、中盤でコンビを組んだのはダニーロ・ペレイラとアンデル・エレーラだった。
この中盤に新型コロナの肺炎で療養中であるイドリッサ・ゲイェも加われば、アンカーを置いて中盤3枚も考えられる。さらにはレアンドロ・パレデスやラフィーニャもおり、とにかくバリエーションが豊富な陣容になりそうだ。
サイドハーフにはアンヘル・ディ・マリアとネイマール。ディ・マリアはウィングでもプレーでき、メッシとの相性も良い。ネイマールは言うまでもなく、世界最高峰の選手。メッシ、ムバッペと最強3トップの可能性もある。もしメッシ加入が実現したならば、この3トップがどんな攻撃を見せてくれるか楽しみである。また、サイドハーフにはユリアン・ドラクスラーもいる。さらには右ウィングが主戦場となるパブロ・サラビアの存在も大きい。豪華すぎる顔ぶれとなっている。